【構造】PSって何?
こんにちは!コウヘイです。
物件の間取り図面を見ると目につく
『PS』の文字。
限られたスペースなのに、
四角く完全に囲まれた謎の空間。
もったいない。実に。もったいない。
収納か棚か何かにできないのか!
と思った事はないですか?
実はこれ。
「パイプスペース」
とか
「パイプシャフト」
などと呼ばれる場所でして。
場所をとっているどころか、
場所すら変えられないという。
なかなかのヤツでして。
もはやこの家のヌシって感じでして。
リノべやリフォームは。
彼らを中心に間取りを考え。
彼らのごきげんを伺いながら部屋の
向きや高さ。
設備機器の向きや種類など。
多くの事を決めていかなくては
なりません。
決して彼らには逆らえません(笑)
さて。
PSとなっている部分の壁を開けてみました。
↑これです。
上の階から下に階へと鉄の配管が
ドーンと突きぬけております。
↑横向きに配管が壁を突き抜けています。
この壁の向こうがトイレです。
PSの壁の中はこんな感じになっています。
このようなつくりになっており。
横向きの配管の高さも向きも
根元は変更ができません。
なのでこの向きと位置を基準に。
間取りを考えなけれはいけないので
自由度がかなり制限されます。
さすがヌシです。
制約のある中で最良の間取りを
作るのが。
プランナーの腕の見せ所ですね(笑)